Ｊ１北海道コンサドーレ札幌は２５日、４日間のオフを終え、宮の沢で練習を再開した。２０日のアウェー・浦和戦（４〇３）で、相手のオーバーヘッドキックを阻止に入った際、右眉上を蹴られて４針を縫ったＤＦ高尾瑠（２７）だったが「そんなにひどくないんで。大丈夫」とフルメニューを消化した。体を張ったプレーが１０試合ぶりの白星につながり「あそこは行くしかないところなので。勝てて良かった」と表情を緩めた。
Ｇ大阪から完全移籍で加入した今季、けがで開幕は出遅れた。歯がゆい思いをしただけに「序盤に出られなかったのもあるし、やれる状態なので」と休む気は一切ない。直近６戦連続先発と、３バック右の位置を確保したファイターは「浦和戦のような試合をすれば勝てると、見てる方も感じてると思う。これを続けてやっていきたい」と、巻き返しへの手応えを強調した。