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ドジャース・カーショーが左肩手術から292日ぶり復帰登板 4回6安打2失点 210勝左腕が帰還

スポーツ報知 2024年7月26日 6時25分

◆米大リーグ ドジャース―ジャイアンツ(25日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 昨年11月に左肩手術を受け、60日間の故障者リスト(IL)入りしていたドジャースのクレイトン・カーショー投手(36)が25日(日本時間26日)、本拠地・ジャイアンツ戦で今季初登板初先発。昨年10月7日(同8日)のナ・リーグ地区シリーズ初戦、Dバックス戦以来メジャーでは292日ぶりの“復帰登板”で4回6安打2失点、6奪三振で降板した。球数は72球で、最速91・8マイル(約147・7キロ)を計測した。

 サイ・ヤング賞3度を誇る通算210勝のエース左腕がドジャースタジアムに帰ってきた。家族が見守る中、大歓声で迎えられた初回。1番・ソレアに初球から2ボールとしたが、3球目で一飛に仕留めた。2死から一、二塁のピンチを背負ったが、5番・ベイリーをスライダーで空振り三振。先制点は許さなかった。

 味方が1点を先制した直後の3回。先頭・ソレアに左前打を許すと、続くフィッツジェラルドの左翼線への適時三塁打で同点とされ、さらに3番・ラモスの投手強襲の適時内野安打で逆転を許した。打球を背中付近に受けたが、続投すると、なおも無死一、二塁から3者連続三振。6番・ビラ―には代名詞のカーブで見逃し三振に斬り、これ以上の追加点は与えなかった。4回も無失点に抑えると、その裏に味方が専属捕手・バーンズのタイムリーなどで2得点し、逆転に成功。復帰戦での白星とはならなかったが、打線が奮起してカーショーの黒星を消した。

 今季のド軍は山本由伸投手(25)ら特に先発陣に故障者が続出。前日24日(同25日)にはエース格のグラスノーがILから復帰したばかりだが、実績十分のカーショー帰還は何よりもの“補強”となりそうだ。

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