◆新日本プロレス「G1 CLIMAX 34」(25日、サンメッセ香川)観衆1219
新日本プロレスは25日、香川・高松市のサンメッセ香川で「G1 CLIMAX 34」を開催した。
メインイベントのBブロック公式戦は、共に開幕2連勝の上村優也とAEWのKONOSUKE TAKESHITAが対戦。白熱の一戦は、TAKESHITAが豪快なぶっこ抜きジャーマンからエルボーを狙うも、上村が切り抜け最後はカンヌキスープレックスで勝利した。
快心の勝利で唯一の3連勝で単独首位となった上村は「俺がストロングスタイルを守る!」と叫ぶと、最後は「みんなのハートを熱くするのは、この俺、“Heat Storm”だー!!」と高らかに宣言した。
バックステージで上村は「俺は、このプロレスの熱狂を日本中に届ける。それがヒート・ストームだ」と誓うとTAKESHITAへ「俺はアンタにアメリカで初めて会った日から、ずっと意識してんだよ。歳も同じぐらい、団体は違うけど、いつか絶対この人と闘う時が来るって思ってた。それがまさか、こんな早くに来るとは思ってなかったけど。もちろんTAKESHITAさんだけじゃない、他の団体のヤツらも。だからこそ俺はストロングスタイルを貫いて俺が守るんだ」とし「誰に何て言われようと構わねえ。俺が最強になる」と約束した。
敗れたTAKESHITAは「上村優也、オメー、ゼッテー、決勝トーナメント上がって来い。俺も、オメーに借りを返すために、なんとしてでも決勝トーナメント上がって、この『G1 CLIMAX』、俺のものにしてやる」と雪辱を誓った。
◆7・25香川大会全成績
▼第1試合 20分1本勝負
○TAKAみちのく、SANADA(6分30秒、ジャストフェースロック)村島克哉●、矢野通
▼第2試合 20分1本勝負
○フランシスコ・アキラ、カラム・ニューマン、グレート―O―カーン(8分11秒、ファイヤーボール→片エビ固め)嘉藤匠馬●、本間朋晃、海野翔太
▼第3試合 20分1本勝負
ゲイブ・キッド、○ジェイク・リー(7分33秒、レッグトラップパイルドライバー→片エビ固め)藤田晃生●、ザック・セイバーJr.
▼第4試合 30分1本勝負
○鷹木信悟、内藤哲也(8分44秒、スライディングパンピングボンバー→片エビ固め)ディック東郷●、“キング・オブ・ダークネス”EVIL
▼第5試合 『G1 CLIMAX 34』Bブロック公式戦30分1本勝負
○後藤洋央紀(1勝2敗=2点)(10分17秒、GTR→片エビ固め)ボルチン・オレッグ(1勝2敗=2点)●
▼第6試合 同30分1本勝負
○成田蓮(2勝1敗=4点)(12分03秒、ダブルクロス→体固め)ジェフ・コブ(1勝2敗=2点)●
▼第7試合 同30分1本勝負
○エル・ファンタズモ(1勝2敗=2点)(18分12秒、首固め)辻陽太(1勝2敗=2点)●
▼第8試合 同30分1本勝負
○デビッド・フィンレー
(1勝2敗=2点)(16分05秒、オーバーキル→体固め)HENARE(2勝1敗=4点)●
▼第9試合 同30分1本勝負
○上村優也(3勝=6点)(23分11秒 カンヌキスープレックスホールド)KONOSUKE TAKESHITA(2勝1敗=4点)●