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大谷翔平がダメ押し31号で日米通算250号、カーショー復帰戦で祝砲 初共闘に「夢のようなシナリオ」

スポーツ報知 2024年7月26日 8時57分

◆米大リーグ ドジャース―ジャイアンツ(25日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が25日(日本時間26日)、本拠地・ジャイアンツ戦に「1番・指名打者」でフル出場し、1点リードの8回の5打席目にダメ押しで日米通算250号となる31号ソロを放つなど、4打数2安打1打点の活躍を見せて、チームの逆転勝ちに貢献した。

 圧巻のアーチが出たのは8回1死走者なしの5打席目。前を打つアーメドが移籍2試合目にしてドジャース初アーチとなる勝ち越しソロを放つと、大谷も勢いに乗った。米国では珍しい右下手投げ右腕のTy・ロジャーズのスライダーを捉えると右翼ポール際へ高々上がった打球はスタンドに吸い込まれていった。打球角度46度は、メジャー202本塁打の中で最高角度。31本塁打と打率3割1分2厘はリーグ2冠となった。

 この試合は、昨年11月に左肩手術を受けた通算210勝左腕・カーショーの復帰戦。36歳のベテランは4回6安打2失点、6奪三振の粘投を見せて試合を作った。サイ・ヤング賞3度、MVP1度の輝かしい実績を持つレジェンド左腕と、二刀流の道を切り開いて2度のMVPに輝いた大谷の初共闘。ロバーツ監督が「夢のようなシナリオだ。この時代のベストプレーヤー2人が、一緒にプレーした。翔平は(カーショーと)一緒にプレーすることを話していた。クレイトン(カーショー)はこれまで翔平がプレーするところは4、5か月見続けてきた。本当に素晴らしいことだ」と感慨深そうだった。

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