◆第106回全国高校野球選手権奈良大会 ▽準決勝 智弁学園7―2郡山(26日・さとやくスタジアム)
春夏合わせて35回甲子園に出場し、今夏は2年連続の聖地を目指す智弁学園(奈良)が、同12回の古豪・郡山を下し、決勝進出を決めた。
初回、1死二塁から3番・近藤大輝(ひろき)二塁手(3年)の適時二塁打で先制すると、その後は相手の失策も絡み、いきなり2得点を挙げた。
3回、無死二塁から再び近藤が今度は適時三塁打を放つと、その後は打線の勢いが止まらず。4番・中道優斗左翼手(2年)の犠飛、6番・知花琉綺亜(るきあ)三塁手(3年)の適時打、7番・山崎光留(ひかる)捕手(3年)のスクイズで一挙4得点とした。7回にも1点を追加した。
投げては、先発の浅井晴翔(3年)が5回まで無失点投球。6回には2点を失ったが、8回を投げて2失点と先発の役割を果たした。9回は、2番手・田中謙心(2年)が無失点で締めた。
28日の決勝では、6年ぶりの夏聖地を目指す奈良大付との対戦が決まった。