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【巨人】赤星優志「なんとか」5回に牧秀悟に勝ち越し被弾も7安打2失点と粘投 打線は吉川尚輝の犠飛で1点

スポーツ報知 2024年7月26日 19時38分

◆JERA セ・リーグ DeNA―巨人(26日・横浜)

 巨人の阿部慎之助監督から後半戦のキーマンに指名された赤星優志投手が、後半戦初戦に中10日で今季初勝利を目指して先発。同点の5回に勝ち越し本塁打を打たれたが、7安打2失点と粘投。6回からは2番手・中川皓太投手が登板した。

 1回は2死満塁のピンチを無失点で切り抜けた赤星だったが、2回に先取点を奪われた。1死から森敬斗内野手が中前打、ジャクソン投手の送りバントで2死二塁とされ、1番・梶原昂希外野手に右前タイムリーを打たれ1点。さらに、度会隆輝外野手の左前打でエンドランが決まり2死一、三塁とピンチが続いたが、ここは佐野恵太外野手を遊ゴロに打ち取り、1失点で踏ん張った。

 打線は3回、先頭の泉口友汰内野手が、この回から中堅から左翼に回った梶原がやや目測を誤り頭を越される左越え二塁打で出塁。赤星の送りバントは一塁・フォード内野手の犠打野選となり無死一、三塁。さらに丸佳浩外野手の死球で無死満塁とすると、吉川尚輝内野手が中犠飛を放ち、同点に追いついた。

 赤星は4回、1死から森敬に遊撃内野安打、送りバントで2死二塁とされ、2回と同じ展開となったが、ここは梶原を空振り三振に仕留めた。

 しかし5回2死から、4番・牧秀悟内野手に、打った瞬間にわかる左翼スタンド中段への15号ソロ本塁打を浴び、勝ち越しを許した。

 赤星の投球について、杉内俊哉投手チーフコーチは5回までに「序盤はカウントを作っても、そこから粘られ、カウントが悪くなり苦しくなってしまっている。あまり狙い過ぎず、自信のあるボールでどんどん勝負していって欲しい、1イニングでも長く、先発としての役割を果たしてほしいです」と話していた。

 赤星の降板後のコメント「初回からランナーを多く出してしまいましたが、守備に何度も助けられて5回までなんとか投げられました。次回はホームランのところとランナーを背負ったところで粘れるように頑張ります」

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