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【高校野球】岩隈久志氏が臨時コーチを務めた創価、1点差の惜敗で5年ぶり決勝ならず

スポーツ報知 2024年7月26日 16時58分

◆第106回全国高校野球選手権 西東京大会 ▽準決勝 日大三3-2創価(26日・神宮)

 今大会第3シードの創価が3年連続優勝を目指す日大三に2―3で敗れ、5年ぶりの決勝進出はならなかった。

 先発した右腕の土居賢士郎投手(3年)は3回まで走者を許しながらも無失点投球を続けていたが、4回先頭の日大三・岡本弦士(3年)に左越え本塁打を浴びると続く打者に四球、次打者に送りバントを決められたところで降板した。

 チーム全体で「春の大会で(東海大)菅生に1点差で負けて、『西東京を圧倒しよう』とやってきた」と夏にかけてきた思いを明かしたが、夏も1点差で惜敗。それでも「チームでやったことは間違いないと思うし、その意味では悔いはない」と胸を張った。

 元マリナーズ・岩隈久志氏(43)が同校の臨時コーチを務めている。同じ投手として精神面を学び「ピンチで自分の世界に入ったら終わり。(野手の)仲間を信じることが大事」と言われたという。たびたび得点圏に走者を進めるも落ち着いた投球も見せた土居は「(教えを守ることが)できた」と笑みを浮かべた。

 今後も野球を続けるといい「『土居しかいない』と思われる投手になりたい」と将来を見据えた。

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