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【巨人】堅首! 接戦制し後半戦白星スタート 岸田が同点の8回にV2点二塁打…球宴はさみ3連勝で貯金最多9

スポーツ報知 2024年7月26日 21時23分

◆JERA セ・リーグ DeNA2―5巨人(26日・横浜)

 巨人がDeNAに競り勝ち、後半戦白星スタート。球宴をはさみ3連勝とし、貯金を今季最多の9に伸ばして単独首位を守った。同点の8回2死満塁から岸田行倫捕手、泉口友汰内野手の連打で3点を勝ち越し、試合を決めた。

 巨人は阿部慎之助監督から後半戦のキーマンに指名された赤星優志投手が、今季初勝利を目指して先発。1回2死満塁のピンチを無失点で切り抜けたが、2回に1点を先取された。

 打線は3回、先頭の泉口友汰内野手が二塁打で出塁。赤星の送りバントは一塁・フォード内野手の犠打野選となり無死一、三塁。さらに丸佳浩外野手の死球で無死満塁とすると、吉川尚輝内野手が中犠飛を放ち、同点に追いついた。なおも1死一、二塁と追加点の好機だったが、ヘルナンデス外野手は三ゴロ併殺打に終わった。

 赤星は同点で迎えた5回2死から、4番・牧秀悟内野手に、打った瞬間にわかる左翼スタンド中段への15号ソロ本塁打を浴び、この回で降板。初勝利はならなかった。

 1点を追う巨人は6回、先頭の吉川が中前打で出塁。ヘルナンデス外野手が遊ゴロ、岡本和真内野手が四球で1死一、二塁とすると、大城卓三捕手が右前適時打。「赤星が頑張っていたので何としてでも追いつきたいと強い気持ちで打席に入りました。追いつくことができて良かったです」という一打で再び同点に追いついた。続く1死一、二塁では、坂本勇人内野手が三ゴロ併殺打に終わった。

 巨人は6回は中川皓太投手、7回は高梨雄平投手と船迫大雅投手が登板し、無失点で抑えた。

 同点で迎えた8回、先頭の吉川がファウルで粘って10球目を右翼線に二塁打。ヘルナンデスが四球を選んだところで、DeNAの先発・ジャクソン投手が降板。2番手の中川虎大投手の暴投で無死二、三塁とチャンスを広げたが、岡本和、大城卓は連続でフォークボールに空振り三振。しかし、坂本が四球を選らんで2死満塁とすると、岸田行倫捕手が中川虎のストレートを狙いすまして左翼線へ値千金の二塁打。2点を勝ち越した。さらに、泉口が左前タイムリーで続き、この回3点目を挙げた。

 8回からはバルドナード投手が登板。先頭の牧秀悟内野手に四球、宮崎敏郎内野手は空振り三振に打ち取ったが、併殺打と思われた山本祐大捕手の投ゴロを二塁に悪送球し、1死一、二塁。フォード内野手に四球で1死満塁となったところでバルドナードは降板。6番手でケラー投手が登板し、代打の大和内野手を遊飛、代打の松尾汐恩捕手を左飛に打ち取り、ピンチをしのいだ。

 3点リードの9回は大勢が締め、巨人が後半戦白星スタートを飾った。

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