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巨人・秋広優人「追い込まれていたので、右方向を意識した」現役レジェンドがお手本 自己犠牲で再び1軍へ

スポーツ報知 2024年7月27日 5時50分

◆イースタン・リーグ DeNA6―5巨人(26日・横須賀)

 巨人の秋広優人内野手(21)が26日、勝利に貢献する打者を目指して後半戦のスタートを切った。イースタン・DeNA戦(横須賀)に6回の守備から出場。3点リードの7回1死二塁では、カウント2―2からウェンデルケンのフォークを右前へ。2死後の増田陸の2点適時打につなげ「1、2軍ともにチームに貢献する打撃を意識している。追い込まれていたので、右方向を意識した結果です」と振り返った。

 阿部監督は進塁打などの自己犠牲を重視する。12日のDeNA戦では、1軍に復帰した坂本が9回無死二塁から二ゴロで走者を進め、若林のサヨナラ打を呼び込んだ。2軍ミーティングでは坂本の打撃が“お手本”として議題に挙がり、秋広は「やっぱりああいうことができる選手が1軍に残っていく」と再認識した。桑田2軍監督は「そのケースでどういう打撃ができるかがいい選手への近道。成長している」と評価した。

 今季1軍では17試合で打率2割2分9厘、0本塁打、0打点。後半戦の巻き返しを期す若武者は「1軍に行きたい気持ちはずっとある。呼ばれるように頑張ります」と力を込めた。(小島 和之)

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