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【高校野球】早実が2015年以来の甲子園に王手 ヤクルト・小川GM「選球眼がいい」と宇野真仁朗主将を評価 活躍は家族のエネルギーにも

スポーツ報知 2024年7月26日 20時26分

◆第106回全国高校野球選手権 西東京大会▽準決勝 早実14―3日大二=5回コールド=(26日・神宮)

 早実が日大二を14―3と圧倒し5回コールド勝ち。2015年以来30度目の夏の甲子園出場に王手をかけた。

 早実の宇野真仁朗主将(3年)は3打数1安打1打点で、盗塁と四球を1つずつマークするなど存在感を発揮。ネット裏から熱視線を送ったヤクルト・小川GMも「選球眼がよく、ボールを見極めて長打にできる」と称賛した。

 去年の夏の後悔が、主将に就任した宇野の原動力だ「3番を打たせてもらっていたのに自分の仕事ができなくて、自分のミスもあって負けてしまった。先輩たちの夏を終わらせてしまった」。

 男3人兄弟の末っ子の活躍は、2番目の兄・竜一朗さん(21)へのエールになっている。早大野球部で学生コーチを務めているが、一度は選手として野球を続けることを諦めた。「真仁朗の活躍を見ててエネルギーをもらった。真仁朗がいたから挑戦を決められた」と、大学卒業後はアメリカで野球を続ける予定だ。

 早実は準々決勝の国学院久我山戦も14―13で勝利しており、2試合連続の2ケタ得点と打線が爆発。2015年当時1年生ながら「3番・一塁」で出場していた、現日本ハム・清宮幸太郎内野手(25)を擁し4強入りを果たして以来となる夏の甲子園まであと1勝だ。

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