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【阪神】岡田彰布監督、ダメ押し3ランの森下翔太は「少しはマシになってきているのかな」…一問一答

スポーツ報知 2024年7月26日 21時39分

◆JERAセ・リーグ 阪神5―1中日(26日・甲子園)

 阪神・岡田彰布監督、ダメ押し3ランを放った森下の打撃を「少しはマシになってきているのかな」と評した。直接アドバイスを送って打撃改造を求めた3番打者が勝利に導き、先発の村上は自己ワーストタイの11安打を浴びながらも1失点で踏ん張って今季4勝目。投打がかみ合い、連勝で貯金を2に増やした。

 以下、監督の一問一答。

(テレビインタビュー)

―後半戦の初戦白星スタート。初回の攻防は。

「いやいや、(村上は)よう打たれましたね。本当にまあ、よく6回を1点でしのいだというか。ちょっと不思議やったですね」

―11本のヒットを浴びながら2回以外は全てピンチ。

「まあ、3者凡退なかったでしょ」

―そんな中でも村上自身は久々の白星。

「まあ、前半もね、防御率見てもそんな悪くないんだけどね。なかなかやっぱり打線の援護いうのがなかったんだけど。まあね、一番ひやひやしたのは村上じゃないんですか。6回で交代してね。まあ、1点差だったのでね。あの3点は大きかったですね」

―その3点は森下のホームラン。久々の一発となった。

「そうね、その、なんていうかな。1打席目もね、ちょっとまだ不甲斐ない三振だったけど、まあ、練習ではね、徐々にスイングも少しはましになってきているのかなっていうね、今日フリーバッティングを久しぶりに見たけど、そういう感じはあったんですけどね。あれをずっとこれから続けていくことですね」

―初回に佐藤輝と大山にタイムリーが出た。

「初回に点を取るのは久しぶりでしょ。今日はミーティングで、前半最後で後ろにつなぐようなつながりがあったので、もう1回それを基本というか、つなぐことを思い出してと選手には言ったんだけど。初回はうまくいきましたね」

―クリーンアップが打点を挙げ、先発が6回まで投げ、リリーフで締める形になった。

「途中でもっと追加点があれば、村上ももっと楽に投げられたかもわからないけど、後半戦は勝ち負けの勝負になってくるので、村上も勝ち星がついて、次からはもう少し余裕を持って投げられるかもわからないですね」

―前半戦総括で甲子園6連戦でいい流れをつくれたらと言っていた。

「そうですね。6試合で、また甲子園を離れるので、後半戦はこういう野球をするっていう形をね、この甲子園にいてる間に、みんなに見てもらってね、いい形でね、6試合終わってロードに出たいですね」

―いいスタートは切れたか。

「はい、それはもう勝ち負けですよ、後半はね」

―明日の戦いに向けて。

「いやいや、まあ、つながりという意味ではね、いいとこでね、チャンスは今日なんか、中日に比べると少なかったですけどね、そのチャンスをうまくモノにできたというのは大きいと思うし、そういう感じで打線はね、前半戦のね、ピッチャーに借りを返すんじゃないんだけど、そういう形でね、どんどん点取ってほしいですね」

(ペン囲み)

―初回の得点は6月16日のソフトバンク戦以来。

「ああ、あの満塁ホームラン以来か」

―今日は一発で決まったバントが得点につながった。

「まあ、そういうことやでやっぱり。流れいうのがあるからな」

―長坂は残っているベンチメンバーで一番バントがうまかった。

「いやいや、長坂しかいてなかったんや、バントするやつ」

―森下君のスイングは練習からいいようには見えた。

「いいようには見えへん。よくなってきた、言うてるやん。前のスイングに比べたらな」

―どのあたりが一番改善された?

「まだまだ改善されてないよ、そんなん。やろうとしてる姿があればいいねん。ほんならよくなってくるよ」

―やろうとしてる姿は今日伝わってきたか。

「まあ伝わってきたというか、やっぱりそれでね、結果が出れば自分もこのやり方でいいっていうね、そういうね、気が持てるわけやから。そんなんスイングとしたらまだまだよ。そんなもん」

―前半戦の最後につなぐ意識が見られた。初回の攻撃にそれが。

「やっぱりコンパクトにヒットを打ちにいくということやろ」

―村上も11本もヒットを打たれながら点をそれほどとられなかったのは、四球がなかったから。

「うん、まあでも、あんだけヒット打たれんで、普通は。もうお前、と思うけどな」

―巡り合わせ。勝てる時は勝てる。

「おーん、やっぱりフォアボール出さないっていうのはええんやけどコントロールがいいからな。ある程度ストライクゾーンにくるから。だから、もっといろんなボールをな、いった方がいいっていうね、おーん。だから、俺らは、バッターからしたらコントロールがええピッチャーは絞りやすい、はっきり言うて。そら荒れ球のピッチャーの方がそら打ちづらいよ、バッターは」

―こうなることもある。

「そうそうそう。だからコントロールが良すぎるんよ」

―バッテリーで工夫していくところ。

「いや、言いにいかしてん、だから安藤に。そういうことやんか。あんなドン詰まりになるやんか、ショートの方に。だからなあ、まともにそうやってやるんじゃなしに、ボールも抜けないしな、ある程度構えたとこにいくわけやから、それやったらもっと大きくな、広くストライクゾーンを使った方がな」

―4回は勝負うんぬんではなくそういうメッセージ。

「ちゃうちゃうちゃうちゃう。配球にいかしたんよ、そんなん」

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