◆パ・リーグ 日本ハム１―１西武＝延長１２回＝（２６日・エスコンＦ）
西武・渡辺勇太朗投手が粘りの投球をみせた。５回無死一、三塁から二ゴロ併殺の間に先制点を献上したが、６回以降は無失点で乗り切った。「先頭をヒットで出すことが多かったですけど、持ち前の粘り強さで勝負できたと思います」と振り返った。
４回は山村の失策から無死二、三塁のピンチを招いたが後続を見事に断った。「ミスは誰にでもあるのでカバーできたのはよかった」と息をついた。渡辺ＧＭ兼監督代行も「あそこで点をやらなかったのが彼の成長。よく踏ん張った」とほめた。
２勝目こそ逃したが、３試合連続で７回以上を投げて、いずれも自責点は１。「いい投球だったと思います」と充実した表情をみせていた。