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【パリ五輪】覚えてる? 記憶に残る五輪名実況の数々「栄光への架け橋だ」「世紀の欽ちゃん走りですね」

スポーツ報知 2024年7月26日 23時29分

 パリ五輪は日本時間27日午前2時30分(現地26日)に開会式が始まる。過去の夏季五輪では、国民の記憶に残る名実況が生まれた。

 伝説に残るフレーズを振り返る。

 ▼1936年ベルリン大会 NHK・河西三省アナ「前畑がんばれ、前畑がんばれ」

 ラジオ中継され、競泳女子200メートル平泳ぎ決勝で前畑秀子とドイツのゲネンゲルのデッドヒートを実況。終盤に「がんばれ」を20回以上連呼。前畑は日本女子で史上初の金メダルを獲得した。

 ▼1992年バルセロナ大会 NHK・工藤三郎アナ「高野は世界の8位」

 男子400メートルで高野進が32年の吉岡以来となる短距離種目での決勝進出。メダルには届かなかったが健闘をたたえた。

 ▼2004年アテネ大会 NHK・刈屋富士雄アナ「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だ」

 体操男子団体決勝で冨田洋之が鉄棒演技で着地を成功させ、28年ぶりの金メダルが決まった瞬間に発した。

 ▼2008年北京大会大会NHK・刈屋富士雄アナ「世紀の欽ちゃん走りですね」

 男子100メートル決勝。ウサイン・ボルトがゴール手前15~20メートルで勝利を確信、おどけて横を向きながら走ってゴールしたときの実況。

 ▼2021年東京大会 フジ・倉田大誠アナ「決まったあーー13歳、真夏の大冒険」

 スケートボード女子ストリートで西矢椛が金メダルを確実なものとする5回目のトリックを成功させると、絶叫。

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