パリ五輪に出場しているサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のＤＦ清水梨紗（マンチェスターＣ）が負傷のため、チームを離脱することが２６日、決定した。所属クラブが公式サイトで発表した。
２８歳の清水は２５日の１次リーグ初戦・スペイン戦（１●２）に先発。１―１の後半２０分、自陣右サイドでの守備で相手選手に寄せた際に右膝を負傷した。相手との接触はなかったが、体勢を崩して膝を捻るような形となり、立ち上がることができずに自ら交代を要求。医療スタッフが駆けつけ、担架でピッチを後にした。
マンチェスターＣは清水について「膝を負傷したことを確認しました」と報告。今後について「クラブのメディカルチームによる更なる診断のため、シティ・フットボール・アカデミーに戻る予定です」と伝えた。
清水は右サイドバックの絶対的な主力選手。ロンドン五輪の銀以来のメダル獲得を目指す日本にとって大きな打撃となりそうだ。