１００年ぶりの開催となったフランス・パリでの五輪が２６日、開幕した。１７日間の会期で全３２競技、３２９種目が行われる。日本代表は、国外開催の五輪では史上最多の４０９人が参加。フェンシング男女の日本代表が開幕にあわせて、それぞれのコメントを発表した。主な選手コメントは以下の通り。
◆飯村一輝
「幼い頃から目指していたオリンピックという舞台が、いよいよ現実的なものになってきました。ワクワクする気持ちと、緊張感が入り混じった複雑な気持ちですが、自分を信じて全力でオリンピックを楽しみたいと思います。事前合宿においても良い調整ができているので、ここまで自分を支えてくださった方々への感
謝の気持ちを忘れず、感動をお届けできるようなプレーを目指して精進します」
◆加納虹輝
「私のフェンシング人生の中で今が１番実力があると思っています。個人、団体共に金メダルを目指します。応援してくださる皆様に恩返しができるよう、精一杯頑張ります！」
◆東晟良
「ついにパリオリンピックが始まりますが、東京オリンピックが終わってから３年間が早く感じました。今はオリンピックで戦える喜びを感じ、楽しんで戦えたらいいなと思っています。個人団体で金メダルを目指
して頑張ります」
◆宮脇花綸
「いよいよ大会が近づき、ワクワクした気持ちで一杯です。フランス・ブールラレーヌの方々の多大なるご協力のもと、とてもいい合宿をしています。オリンピックは出るだけが目標ではありません。日本女子フェンシング界初のメダル獲得に向け、全員で持てる力を出し切ります。またフランスはフェンシングの本場です。大勢の観客の前で、グラン・パレという歴史ある素晴らしい場所で試合をできることを、とても光栄に思います」