１００年ぶりにフランス・パリで行われる夏季五輪が２６日、開会式を迎えた。史上初めてスタジアム外で行われる開会式は、セーヌ川を選手が船に乗って行進。日本選手団１７７人は、９３番目に登場。大型の船でセーヌ川を行進した。
日本選手団の旗手を務めたのは、フェンシングの女子サーブルで初の金メダル獲得を目指す江村美咲と、新種目ブレイキン男子で優勝候補の半井重幸（ダンサー名・ＳＨＩＧＥＫＩＸ）。船上では、ＳＨＩＧＥＫＩＸが旗を持ち、江村は隣で笑顔。大粒の雨が降りびしょぬれながら、手を振ってセーヌ川を渡った。
▽五輪開会式の入場行進
２１年東京 コロナ禍のため開会式は無観客。入場時にはマスクを着用してソーシャルディスタンスを保って行進した。
００年シドニー 日本は虹色のマントを着て登場。スーツが予想される中、直前まで隠されており、独特な衣装となった。
９２年バルセロナ 日本は森英恵さんデザインの公式ユニホームを身につけて行進。