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【パリ五輪】開会式、幻想的な演出&歌声でフィナーレ パリの夜空に浮いた聖火台、3時間の豪華演出で彩る

スポーツ報知 2024年7月27日 7時4分

 100年ぶりにフランス・パリで行われる夏季五輪の開会式が26日に行われ、トロカデロ広場で豪華なフィナーレを迎えた。

 トロカデロ広場で、フランスサッカー界の英雄、ジネディーヌ・ジダン氏が仮面の何者かから聖火のトーチを受け取り、今季、引退を示唆している男子テニスの「ビッグ4」の一人、ラファエル・ナダルにパス。五輪マーク仕様のエッフェル塔は、鮮やかに電飾で彩られ会場は盛り上がった。

 ナダルがボートに乗ってセーヌ川を移動。女子テニスのセリーナ・ウィリアムズさん、陸上男子のカール・ルイス氏と船上で豪華な聖火リレーが行われると、ルーブル美術館付近に船をつけてからは陸で運ばれた。バスケットボール男子のT・パーカー氏らにつないでリレー。自転車男子のルソーから細かく聖火をつなぎ、10人を超えるランナーに囲まれフィナーレへ。

 柔道男子のリネール、陸上女子のペレクさんが直径22メートルの球体の土台に火を灯すと、気球のように浮き上がった。歌手のセリーヌ・ディオンの歌声がエッフェル塔から響く中、聖火台がオレンジ色の炎とともに、パリの夜空に幻想的に浮かんだ。

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