◆米大リーグ アストロズ―ドジャース（２６日、米テキサス州ヒューストン＝ミニッツメイドパーク）
ドジャースのフレディ・フリーマン内野手（３４）が２６日（日本時間２７日）、当初は「３番・一塁」で先発が予定されていた敵地・アストロズ戦の出場を取りやめ、家族のいる本拠地・ロサンゼルスに戻った。
妻・チェルシーさんがこの日までに自身のインスタグラムで三男のマックス君が一過性股関節炎に感染したことを公表。１６日（同１７日）に父の出場するオールスター戦を家族で観戦するため、テキサス州アーリントンに向かったが、その際に感染したとみられており「（息子は）食べることも飲むこともできず、立てないし歩けない。普段は薬を飲むのが上手なのですが、吐き出してしまう」などと助けを求めている。フリーマン自身が病院で付き添う姿も投稿されていたが、ド軍はこの日からビジター戦が８試合続く。今回の遠征に帯同はしていたが、ひとまず家族の元に帰る決断をしたようだ。
フリーマンが欠場するため、ドジャース打線の打順は繰り上がり、４番だったＴ・ヘルナンデスが３番、５番だったパヘスが４番となった。二塁で先発出場予定だったビジオが一塁に回り、ラックスが「９番・二塁」に入った。
ド軍ではベッツが左手骨折で長期離脱中。“ＭＶＰトリオ”のうち、この日は「１番・ＤＨ」の大谷翔平投手（３０）だけが出場することになる。ロバーツ監督は「（フリーマンの復帰時期は）まだ分からない。（妻の）チェルシーが何か投稿して、それで彼が帰ることになった。家にいなきゃいけないと感じて。ここ数日、フレディは気持ち的にここにいなかった。チームと一緒にいようと努力し、家族とも一緒にいようと努力していた。日も早くマックスが治ることを、みんなが彼の家族の無事を祈っている」と話した。