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「カナダも菊池家を愛してる!」 菊池雄星にブルージェイズ意味深投稿 トレード期限前ラス投は5回途中5失点

スポーツ報知 2024年7月27日 11時11分

◆米大リーグ ブルージェイズ―レンジャーズ(26日、カナダ・オンタリオ州トロント=ロジャーズセンター)

 ブルージェイズ・菊池雄星投手(33)が26日(日本時間27日)、本拠地・レンジャーズ戦に先発も4回2/3を8安打5失点で降板。負ければ自身5連敗の10敗目(4勝)となり、メジャー1年目の19年(当時マリナーズ)以来となる2ケタ敗戦だったが、味方が7回に同点に追いつき、菊池の黒星は消えた。

 打線の援護に応えられない苦しい投球だった。昨季世界一のレ軍相手に初回2死一、二塁から元巨人の5番・ガルシアに中前適時打を浴び、先制を許した。その裏に味方がホルウィッツの中越え2点二塁打などで3点を奪い逆転したが、左腕は3回2死満塁で7番・ハイムに左前へ2点適時打を許して同点とされた。味方打線は再び4回にヒメネスの中前適時打で再び勝ち越したが、5回1死一塁で菊池がガルシアに逆転2ランを献上した。

 ブルージェイズは菊池の降板後、球団公式X(旧ツイッター)に「カナダも菊池家を愛してる!」(原文ママ)と日本語で意味深な投稿。ブ軍はこの日までに46勝56敗の借金10でア・リーグ東地区の最下位に低迷。7月末が期限のトレード戦線では売り手に回るとされており、その中でも昨季11勝を挙げた菊池は放出されることが有力視されている。地元紙「トロント・サン」も「菊池が来週以降もブルージェイズで投げる可能性はゼロに近い」と断定的に伝えており、この日が現チームでの最終登板になる可能性がある。

 現在ア・リーグ中地区2位で、ワイルドカード圏内のツインズの地元メディア「ツインズ・デイリー」は「チームにとって足りないピースは菊池をトレードで獲得することだろう」などとツ軍が補強の最有力候補に菊池を挙げていることを報じている。

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