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アクシデント降板の千賀滉大は28日に精密検査へ メンドーサ監督は初登板について「えげつなかった」 

スポーツ報知 2024年7月27日 12時18分

◆米大リーグ メッツ8―4ブレーブス(26日、米ニューヨーク州クイーンズ=シティ・フィールド)

 右肩痛で開幕から長期負傷者リスト入りしていたメッツの千賀滉大投手(31)が本拠でのブレーブス戦で今季初登板。8-2で迎えた6回、先頭のレイリーを一飛に打ち取った際に、左ふくらはぎを痛めて降板。5回1/3を投げ2安打2失点で、防御率は3・38となった。千賀は2回にデュバルに左翼越えの先制2ランを浴びたが、3回に味方打線がマルティネスの逆転満塁弾など1イニング3本塁打を放つなど援護にも恵まれ、9奪三振の好投。昨年9月20日の敵地でのマーリンズ戦以来、310日ぶりの勝利を挙げたが、試合後のメディア対応はなかった。千賀はソフトバンクで87勝を挙げて海を渡り、昨季メッツで12勝したため、この日の勝利で日米通算100勝をマークした。27日(日本時間28日)にMRI検査を受ける。メッツ・メンドーサ監督の主な質疑応答は以下の通り。

 ー左ふくらはぎの張りは、どの程度か。

 「分からない。明日MRI検査を受けるので、その結果をみなければいけない」

 ー単なる張りか、アキレス腱の懸念は。

 「アキレス腱に関連したものとは思わないけど、私は予見する立場ではない」

 ー千賀と話したか。 

 「話していない。彼はあまり言葉を発しなかった。あのような降板を見るのは、嫌なこと。特に、彼が今季ずっと苦しんできただけに」

 ー(今季から監督を務めており)初めて千賀の登板を見ての印象は。

 「えげつなかった。とても感心した。直球もスプリットもカッターもすごく動いていた。そしてそれらを完璧に操る能力を持っている。(試合を)支配していた。我々は結果を待つしかない。願わくば深刻なものでないことを願う。だが、油断はできない」

 ー膝は大丈夫か。

 「イエス」

 ーローテに戻ってくると願っているか。

 「はい。でももし、ダメなら、他の方法を探さなければいけない」

 ー千賀が長期離脱することになれば、トレード期限までの補強が必須か。

 「結果を待たなければならない。現時点で、今の戦力はこの部屋(クラブハウス)にいる人間だし、私は現状の戦力に満足している。デービット(スターンズGM)は、球団の現状のため、将来のために最善の策を取るはずだ。私の仕事はロースター26人と向き合うこと。どういう結果になるか、待ってみるしかない」

 

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