◆第106回全国高校野球選手権福島大会 ▽準決勝 聖光学院10―5磐城(27日・県営あづま球場)
3連覇を狙う聖光学院が磐城に10―5で勝利し、3年連続20度目の決勝に進出した。
初回に四球と犠打から盗塁で1死3塁とすると、3番・菊地政善一塁手(2年)の中犠飛で先制。3回にも菊地の左越え適時二塁打などで2点を奪って3―0とした。
4回にランニング本塁打を浴びて3―1も、6回に2番・佐山瑞来三塁手(3年)が1死二、三塁から右越え2点適時三塁打を放つなど、一挙4点を追加して7―1。その裏に犠飛で1点を返されると、8回には四死球から好機を与えて右中間への三塁打を浴びるなど7―5と2点差に迫られた。それでも9回には佐山のスクイズと、菊地の三塁線への2点適時二塁打で3点を奪って再び引き離し、リードを守り切った。
決勝は28日の10時から県営あづま球場で行われる。