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【高校野球】智弁和歌山、上田潤一郎の満弾返しなど7得点で田辺にリベンジ! 2年ぶり夏聖地まであと1勝

スポーツ報知 2024年7月27日 12時23分

◆第106回全国高校野球選手権和歌山大会▽準決勝 智弁和歌山7―0田辺=7回コールド=(27日・紀三井寺)

 智弁和歌山が2年ぶりの決勝戦に駒を進めた。7点を奪った打線は「6番・捕手」でスタメン出場した上田潤一郎(3年)が満塁弾など、2安打4打点の活躍。投げては、2年生右腕・渡辺颯人が7回無失点に抑え、昨秋2―5で敗戦した田辺にリベンジを果たした。

 3―0の6回2死満塁で打席に入った上田は初球の失投を逃さなかった。浮いたカーブに体を鋭く回転させ、内角高めをさばいた打球は大きな弧を描いてスタンドへ。「うまく反応できた」と振り返る自画自賛の打球が芝に弾むのを見届けると、何度もガッツポーズをしながら塁上を駆けた。 昨秋の準決勝・田辺戦では、2―0とリードしていた7回に逆転満塁弾を浴び、2―5で敗れた。今春のセンバツ出場が断たれた一戦から「何が何でも勝つ と、借りを返す思いを全員が持って挑みました」と見事な満弾返しで、コールド勝利へ導いた。

 ここまでの全4試合を無失点&コールド勝ちと盤石な試合運びで勝ち上がってきた同校。2年ぶりの夏聖地まであと1勝とした。「厳しい戦いになると思いますが、バッテリー中心にいい攻撃の流れを作りたい」と上田。決勝戦も攻守の要としてチームを頂点へ導く。

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