◆第106回全国高校野球選手権滋賀大会▽決勝 滋賀学園5―0綾羽(27日・マイネットスタジアム皇子山)
滋賀学園が15年ぶり2度目の出場を決めた。背番号10の脇本耀士(てると)投手(3年)が2安打で完封した。プロ注目の岩井天史(てんすけ)遊撃手(3年)は2安打2得点で勝利に貢献した。山口達也監督は「本当に1年間かけて脇本が心の成長、この決勝の舞台でしてくれました。非常にうれしく思います」と称賛し「各大会で決勝まで来られるようなチーム。それを支えたベンチに入っていない3年生が非常に献身的にがんばってくれました。3年生ありがとう!」と、応援席に向かって声を張り上げた。
滋賀学園は初回、仲田陸玖(りゅうく)左翼手(3年)の併殺崩れと敵失で2点を先制。3回は連続死球で加点した。6回にも敵失で2点を加えた。
2016年センバツは8強入りしたものの、初出場した09年は智弁和歌山に0―2で敗退。夏の甲子園初勝利を目指す。