◆第106回全国高校野球選手権 東東京大会▽準決勝 関東第一6―1二松学舎大付(27日・神宮)
二松学舎大付は関東第一に敗れ、2年ぶりの甲子園出場はならなかった。
1年時から4番に座り、甲子園で本塁打を放つなど注目を集めた片井海斗内野手(3年)は、4点を追う5回先頭で打席に入るとチーム初安打となる左越え打。強烈な打球がフェンスではね返りシングルとなったが、一気にベンチが活気づき、3連打などで1点を返した。
しかし反撃は及ばず、片井は「上級生が自分たちを(甲子園に)連れて行ってくれて、自分たちが下級生を連れて行けなかったのが悔しい」と肩を落とした。