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【巨人】球宴挟んで4連勝で首位キープ 今季最多貯金10 先発・井上温大が4勝目

スポーツ報知 2024年7月27日 21時15分

◆JERA セ・リーグ DeNA1―2巨人(27日・横浜)

 巨人が球宴を挟んでの連勝を「4」に伸ばし、首位を守った。貯金を今季最多の10とした。先発の井上温大投手が6回を4安打1失点と好投し4勝目。救援陣が踏ん張り逃げ切った。

 井上は1回1死から桑原将志外野手に右前打、佐野恵太外野手への2球目に暴投、大きくはねた球の行方を岸田行倫捕手が見失う間に桑原が三塁に進み、1死三塁とされたが、後続を打ち取り無失点の立ち上がり。

 2回に打線が先取点。「6番・三塁」で加入後初スタメンに起用された新外国人のモンテス内野手が、1死から、腰の違和感のため先発を回避した平良拳太郎投手に代わってプロ10年目で初の先発マウンドとなった山崎康晃投手から左翼線を破る二塁打で出塁。岸田行倫捕手の二ゴロで三塁に進み、泉口友汰内野手の右前タイムリーで先制のホームを踏んだ。

 井上は3回1死から、途中出場の森唯斗投手に内野安打、梶原昂希外野手に左前打を許し、1死一、二塁。桑原の遊ゴロで、モンテス内野手が三塁ベースに入らず、二塁封殺のみとなり2死一、三塁とピンチが広がったが、佐野を二ゴロに打ち取り、踏ん張った。

 追加点がほしい巨人は5回1死から、吉川尚輝内野手が森唯が飛球を取り損ねる投手内野安打で出塁。ヘルナンデス外野手の空振り三振の間に二塁盗塁を決め2死二塁とすると、岡本和真内野手が左中間のフェンス直撃の二塁打を放ち2点目を挙げた。

 2点の援護をもらった井上は5回、先頭のフォード内野手に右翼ポール際に1号ソロ本塁打を浴び、再びリードは1点となった。6回は先頭の桑原を四球で歩かせ、佐野の二ゴロで二進。牧秀悟内野手は三ゴロ、宮崎敏郎内野手は申告敬遠で2死一、二塁となったが、山本祐大捕手を三ゴロに仕留め、追加点は許さなかった。井上はこの回で降板となった。

 7回からは2番手で高梨雄平投手が登板。先頭のフォード内野手に右前打を許し、送りバントで1死二塁。梶原昂希外野手の2球目に暴投(空振り)で2死三塁とされたが、梶原を空振り三振に打ち取った。8回は3番手でケラー投手が登板。2死から牧に左中間への大きな当たりを打たれたが、この回から左翼に入った若林楽人外野手がフェンスにぶつかりながらキャッチするファインプレー、ケラーを助けた。

 9回は守護神・大勢投手が2試合連続で登板。先頭の宮崎の一塁への強い当たりを岡本和がエラー。送りバントと二ゴロで2死三塁となり、代打・度会隆輝外野手にはファウルで粘られたが、最後は左飛に抑え、逃げ切った。

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