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【パリ五輪】バレー男子・高橋藍「負けをグズグズ考えずに切り替える」日本は黒星発進…31日アルゼンチン戦へ

スポーツ報知 2024年7月27日 19時37分

◆パリ五輪 バレーボール男子1次リーグ 日本2―3ドイツ(27日・パリ南アリーナ)

 世界ランク2位で金メダルを目指す日本は同11位のドイツと対戦。フルセットの激闘の末、2―3で敗れた。

 第1セットを17―25で落とし、ドイツの勢いに圧倒された。高橋藍は「自分自身、サーブで少し崩されてしまった。調子がなかなか1セット目に上げられず、チームにリズムを作れないところに影響をもたらしたのかなというのがあった。独特な雰囲気というか、相手も死に物狂いで戦ってきてる気持ちをぶつけられた。1セット目の入りは悪かったけど、2セット目、3セット目と切り替えられた部分では、しっかりとまだまだ次につながるいいポイントだった」と振り返った。

 自身は6月の試合で左足首を負傷し、20日の強化試合で実戦復帰。五輪初戦も先発を果たし、チーム3位の15得点だった。この日の攻撃陣について「少し力が入って、無理にブロックを抜きにいってブロックを食らってしまうシチュエーションがすごいあった。次の(31日に対戦する)アルゼンチンも非常にいいブロックを持ってるチームなので、高いブロックに対してミスのない打ち方で、得点をそこから取っていくっていうプレーをしていかないといけない」と気を引き締めた。

 1972年ミュンヘン大会以来、52年ぶりとなる「五輪金メダル獲得」へ厳しいスタートとなった。高橋は「もう負けたことは負けたので、それに対して考えてもしょうがない。ここからでも力を出して勝っていくしかない。自分たちはもうそこに切り替えているので、今日負けてしまったことをこうグズグズ考えるんじゃなくて、しっかり切り替えて、次の試合に気持ち切り替えていこうっていう話をしました」と前を向いた。

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