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関脇・大の里が9勝目「思いきりやれた」 千秋楽は3敗でV争い中の幕内・隆の勝と対戦

スポーツ報知 2024年7月27日 20時27分

◆大相撲 ▽名古屋場所14日目(27日・ドルフィンズアリーナ)

 夏場所を制した関脇・大の里(二所ノ関)が幕内・美ノ海(木瀬)を押し出し9勝目をあげた。もろ手で突き放すと、さらに突いて押し出し、完勝。「良かった。前に出られた」と振り返った。13日目の大関・豊昇龍戦は不戦勝。2日ぶりに相撲を取ったが、「思い切って、よかった」と汗をぬぐった。

 先場所は小結で12勝。来場所での大関昇進目安「三役で直近3場所33勝」へ大きな1勝だ。新入幕から4場所連続の2ケタ勝利にあと1つへ迫ったが、「細かいこと気にせずやっていきたい」と足元を見つめた。

 八角理事長(元横綱・北勝海)は「息を吹き返したね。明日が大事な相撲になる。きょうは来場所につながる相撲だよね」とたたえた。千秋楽は3敗で幕内・隆の勝(常盤山)と対戦。過去の対戦は1度で初場所に勝っている。注目の一番を制し、苦しんだ名古屋場所を締めくくる。

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