◆JERAセ・リーグ ヤクルト3―0広島(27日・神宮)
広島は前夜の15安打9点から一転し、5安打で今季15度目の完封負けを喫した。ヤクルト戦の連勝も6でストップ。首位・巨人まで2ゲーム差に広がった。打線は堂林、坂倉と前半戦は不振で苦しんだ2人が、前夜の猛打賞に続き、そろって2安打を放ったが、1点が奪えなかった。先発・森下は6回まで2安打投球で無失点も、7回1死満塁から代打・川端の2点適時打で均衡を破られ、続く代打・赤羽にも適時二塁打。7回途中3失点でヤクルト・高橋との投手戦で粘り負け、3敗目を喫した。以下は新井貴浩監督の試合後の主な一問一答。
―森下投手について
「よく頑張ったと思うし、本当に今日もナイスピッチングだったと思います。次、森下が投げるとき、何とか援護してあげられるように、こっちもいろいろ考えたいと思います」
―前夜の後半戦初戦で1イニング9得点の猛攻を見せた打線が沈黙した
「まあでも、今日は点が入らなかったけど、それぞれの打者を見ると、いいアプローチをしているよね。アキ(初回先頭の打席で11球粘った秋山)も、ヨーイドンであれだけ投げさせた。いいアプローチをしているし、あとドウ(堂林)にしてもサク(坂倉)にしてもね。やっぱり状態というのは、前半戦より上がっていると思う」
―特に坂倉選手は結果が出たことが何よりの薬に
「そうやね。本人も、いい感じでスイングできている感覚はあると思う。いい反応をしていた」
―今日は野間選手が練習にも姿がなかった
「体調不良という感じ。軽い熱中症みたいな感じ。本人は『いけます』と言ったけど、無理するなと。休ませました。(抹消は?)全然(ない)」
―28日以降は
「回復具合を見て。また明日どんな感じなのか状態、報告を受けてから決めたい」