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渡辺雄太、ドイツに20点差敗戦「4Qは満足できない」自身は左足負傷から復帰2戦目で16得点「ガス欠になった」

スポーツ報知 2024年7月28日 0時8分

◆パリ五輪 第2日 ▽バスケットボール男子1次リーグB組 日本77―97ドイツ(27日、ピエール・モロワ競技場)

 48年ぶりに自力での五輪出場で世界ランク26位の日本は、23年W杯王者で同3位のドイツとの初戦を迎え、77―97で敗れた。

 日本は第1クオーター(Q)に渡辺雄太(千葉J)の3点シュート(3P)を皮切りに、次々と外角を沈めて21―28と食らいつく。第2Qも八村塁(レイカーズ)の豪快ダンクなどで観客を大いに沸かせ、8点差と1ケタ差で折り返した。

 第3Qも苦しい場面で八村が3Pを成功するなどし、第4Qの最初も河村がロングの3Pを決めたが、そこからじわじわ得点が離れた。自らミスが増え、日本のやりたい走るバスケをドイツが展開。またサイズで劣る日本でゴール下をつき、ペイント内では46点も奪われた。

 試合後、16得点と奮闘した渡辺雄太(千葉J)は「前半ほんとよく粘った。ただ後半、相手が高さやパワーできたところに対し、対応仕切れなかった。体力奪われた」と振り返った。

 最終第4クオーター(Q)に引き離されたことは「ああいうランをされてしまうのが自分たちの弱さ。もともっと成長しないといけない。今自分たちが持ってるもので勝負しないといけないときに、4Qの内容としては満足できないものはたくさんあった。反省しないといけない」と語った。

 渡辺雄自身は、6月に左ふくらはぎを肉離れし、この日は復帰から2戦目だった。痛みは「全然。全く大丈夫です」と強調。「自分自身ちょっとガス欠になった部分あった」と反省した。

 次戦は30日(日本時間31日)に開催国・フランスと対戦する。「フランスは間違いなく高さで勝負してくる。フランスは間違いなく強い。やられても次の切り替えを早くしないといけない。最終的にやっぱ勝たないと楽しくない」と次戦を見据えた。

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