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【パリ五輪】体操ニッポンのエース、橋本大輝、鉄棒での2連覇を逃す

スポーツ報知 2024年7月28日 0時12分

◆パリ五輪 第2日 ▽体操(27日、ベルシー・アリーナ)

 体操の男子予選が行われ、2021年東京五輪種目別鉄棒で金メダルに輝いた橋本大輝(セントラルスポーツ)が、同種目で上位8人が進出する決勝に進めず、2連覇を逃した。2組を終わり、団体は合計260・594点で、ライバル中国に次ぐ暫定2位、上位8チームが進出できる決勝へ駒を進めることが確定した。

 橋本は、3種目目の鉄棒で、リューキン、カッシーナなど難度の高い離れ技を決めたが、着地で大きく崩れた。前方に飛び出し、着地用のマットから飛び出る大過失。技の美しさや正確さをはかる10点満点のE得点が7・133点に終わり、合計13・733点で、予選上位8位以内を逃すことが決まった。

 橋本は、鉄棒の着地で体を痛めたか、チームスタッフに腹筋当たりを押さえられると表情がゆがんだ。続く4種目目の床運動でも、2回宙返りの着地が乱れ、十字倒立ではなかなか足が上がらず。精彩を欠き、6種目すべての種目別決勝進出がならなかった。

 2連覇を狙う個人総合予選でも、合計85・064点と、初出場の岡慎之助(徳洲会)に1・801点差をつけられ、2組を終わって暫定3位につけた。

 予選は1チーム5人のうち、各種目最大4人が演技し、上位3人の得点を合計して争う。団体は予選上位8チーム、個人総合は予選上位24人(1カ国・地域2人まで)、種目別はいずれも予選上位8人(1カ国・地域2人まで)が決勝に進出する。予選の得点は、すべての種目で決勝に持ち越さない。

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