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【パリ五輪】角田夏実「ずっと目をそらしてきた」…日本勢メダル1号に涙 谷亮子以来20年ぶりの金メダル

スポーツ報知 2024年7月28日 1時39分

◆パリ五輪 第2日 ▽柔道(27日・シャン・ド・マルス・アリーナ)

 柔道の女子48キロ級決勝で初出場の角田夏実(SBC湘南美容クリニック)がバーサンフー・バブードルジ(モンゴル)を破り、日本勢の夏季五輪通算500個目のメダルを、今大会1号となる金メダルで飾った。

 得意のともえ投げで今年の世界女王から技ありを奪うと、最後まで攻め続けて優勢勝ち。初優勝を決めた。女子48キロ級の金メダル獲得は、2004年アテネ大会の谷亮子(旧姓・田村)以来。谷さんが初出場で銀メダルを手にしたバルセロナ大会の4日後に生を受けた新ヒロインは、最軽量級で20年ぶりに日の丸を一番高く掲げた。

 以下、試合後の一問一答

 ―どんな思い?

 「まだあんまり実感ないんですけど、顔が痛いなって思っていて。本当にずっとここを目指してやってきたので、やっぱりコーチが喜んでくれたことが一番うれしかったです」

 ―警戒されても最後まで自分の武器を貫いた。

 「途中なかなかかからなくなったり、対策をされているなっていう部分もあったんですけど、最後まで自分を信じて戦おうと思いました」

 ―初めての五輪。

 「本当にいつもの大会とは全然違って、プレッシャーや不安が多かったんですけど、ここで一つ成長できたかなと思います」

 ―日本勢1号のメダル。

 「ずっと目をそらしてきたんですけど、現実になってよかったです」

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