◆パリ五輪 第２日 競泳女子１００メートルバタフライ準決勝（２７日、ラデファンス・アリーナ）
女子１００メートルバタフライ予選が行われ、初出場の１７歳、平井瑞希（ＡＴＳＣ．ＹＷ）が全体７位の５６秒８０で決勝に進出した。「予選（５６秒７１）よりもタイムを落としてしまったのと、目標よりもほど遠いタイムなのがすごく悔しいので、決勝に向けてもう一回修正したい」とレース後はやや悔しそうに振り返った。
予選は全体２位で準決勝に駒を進めた。４レーンで、世界記録保持者のウォルシュ（米国）の隣を泳いだ。そのウォルシュは５５秒３８で五輪記録を更新。前半から食らいつく積極的なレースを見せた平井は「前半はベストラップでいけていて、結構力も割と抜けたと思うんですけど、後半はきつかったのでやっぱり力みがあった」と話した。
初出場ながら、決勝進出を決めた。「端っこのコースではあるんですけど、自分の力を出し切ってメダル獲得に向けて頑張りたい」と初々しい表情で２８日の大一番へ向かう。