◆パリ五輪 第2日 ▽バスケットボール男子1次リーグB組 日本77―97ドイツ(27日、ピエール・モロワ競技場)
48年ぶりに自力での五輪出場で、世界ランク26位の日本は、23年W杯王者で同3位のドイツとの初戦を迎え、77―97で敗れた。
日本は第1クオーター(Q)に渡辺雄太(千葉J)の3点シュート(3P)を皮切りに、次々と外角を沈めて21―28と食らいつく。第2Qも八村塁(レイカーズ)の豪快ダンクなどで観客を大いに沸かせ、8点差と1ケタ差で折り返した。
だが、最終第4Qに入るとじわじわ得点が離れた。ミスが増え、日本のやりたい走るバスケをドイツが展開。またサイズで劣る日本のゴール下をつき、ペイントエリアでドイツに46点も奪われた。
司令塔の河村勇輝(横浜BC)は“五輪デビュー”で11得点、7アシストをマーク。鋭い切り込みから相手守備を崩してアシストや、自らロング3Pを決めるなどインパクトを残した。試合後は「簡単なターンオーバーなど、そういったところで相手にコツコツ点数を取られてしまってアドバンテージ取られてしまったことが一つ、負けた大きな要因の一つだと思う。ガードとしてもっとやらなければいけないことは多い」と反省の言葉が並んだ。
次戦は30日(日本時間31日)に開催国・フランスと対戦する。