◆新日本プロレス「G1 CLIMAX 34」(27日、出島メッセ長崎)観衆1616
新日本プロレスは27日、香川・長崎市の出島メッセ長崎で「G1 CLIMAX 34」を開催した。
メインイベントのAブロック公式戦でIWGP世界ヘビー級王者・内藤哲也と開幕3連勝のEVILが対戦。「H.O.T」の金丸義信、ディック東郷が乱入する大乱戦で内藤はとどめのデスティーノを仕掛けるが、切り抜けたEVILが一気にEVILを炸裂し、3カウントを強奪した。
まさかの結末に静まりかえる場内で、EVILは「この俺の全勝優勝はあたりまえなんだよ! 悔しかったらよ、この俺を止めてみろ。無理だけどな! ハッハッハッハ~!!」と高笑いで大会を締めくくった。
この結果、AブロックはEVILとザック・セイバーJr.が無傷の4連勝で首位をキープ。そのあとを2勝2敗で海野、鷹木、SANADA、ゲイブが追う展開となった。
バックステージでEVILは「この会社はよ、俺がルールなんだよ。文句あるヤツは俺が片っ端から潰してやるからな。わかったか? よく覚えとけ! ハッハッハーッ!」と高笑いで控室へ消えた。
敗れた内藤は「『G1 CLIMAX』前年度優勝者、そして、現IWGP世界ヘビー級チャンピオンとして挑んだ今年の『G1 CLIMAX』、4戦して1勝3敗?随分負け越しちまったな。そして、俺らしいな。でも、俺の目指すところは変わらないよ。予選リーグを1 位通過しての『G1 CLIMAX』2連覇。状況は厳しいかもしれない。でも、俺は諦めないよ」と巻き返しを誓った。
◆7・27長崎大会全成績
▼第1試合 20分1本勝負
○KONOSUKE TAKESHITA、HENARE(6分53秒、エルボー→体固め)村島克哉●、嘉藤匠馬
▼第2試合 20分1本勝負
○矢野通、ボルチン・オレッグ(6分13秒、裏霞)邪道●、エル・ファンタズモ
▼第3試合 20分1本勝負
○フランシスコ・アキラ、ジェフ・コブ(5分51秒、ファイヤーボール→片エビ固め)TAKAみちのく●、上村優也
▼第4試合 30分1本勝負
○金丸義信、成田蓮(5分13秒、サムソンクラッチ)外道●、デビッド・フィンレー
▼第5試合 30分1本勝負
BUSHI、○辻陽太(6分14秒、ジーンブラスター→片エビ固め)本間朋晃●、後藤洋央紀
▼第6試合 『G1 CLIMAX 34』Aブロック公式戦30分1本勝負
○カラム・ニューマン(2勝2敗=4点)(12分51秒、オスカッター→片エビ固め)鷹木信悟(2勝2敗=4点)●
▼第7試合 同30分1本勝負
○SANADA(2勝2敗=4点)(12分14秒、デッドフォール→片エビ固め)ゲイブ・キッド(2勝2敗=4点)●
▼第8試合 同30分1本勝負
○海野翔太(2勝2敗=4点)(15分07秒、デスライダー→エビ固め)グレート―O―カーン(4敗=0点)●
▼第9試合 同30分1本勝負
○ザック・セイバーJr.(4勝=8点)(17分47秒、変型クラーキーキャット)ジェイク・リー(1勝3敗=2点)●
▼第10試合 同30分1本勝負
○“キング・オブ・ダークネス”EVIL(4勝=8点)(16分11秒、EVIL→片エビ固め)内藤哲也(1勝3敗=2点)●