Infoseek 楽天

【パリ五輪】無得点もエースの存在感 FW細谷真大が果敢な突破でゴール演出「もっとどん欲に」

スポーツ報知 2024年7月28日 7時47分

◆パリ五輪サッカー男子▽1次リーグ第2戦 日本1―0マリ(27日・ボルドー競技場)

 日本はマリに1―0で勝利し、1次リーグ最終戦を待たずに決勝トーナメント進出を決めた。GK小久保玲央ブライアンの好セーブなど守備陣の奮闘もあり、試合は0―0で推移。そして後半37分、FW細谷真大が起点となったカウンターから、MF佐藤恵允のシュートが防がれたこぼれ球を、MF山本理仁が泥臭く押し込んだ。後半アディショナルタイムには、MF川崎颯太のハンドでPKを献上。しかしこれを相手が外し、2試合連続完封で勝ちきった。

 細谷の“馬力”が試合を動かした。右サイドでボールを受けた際、相手DFの後方からの守備を受けながら反転して突破。「ボールが来た瞬間に相手ディフェンスが来たのわかってますし、前向いたら自分の良さが出ると思ってたので、どんどん仕掛けていって、いいクロス上がってたので、決まってよかった」と振り返った。

 5―0と快勝したパラグアイとの初戦でも、アシストを記録した細谷だが、いまだ2試合でゴールはなし。「(プレーの)幅は広がってますけど、必要なところは(得点は)取れていないので、そこはもっとどん欲になっていかないといけないと思ってるので。今後重要な一戦続きますけど、そこの両立は、もっと見せていけたらいいのかなと思います」と今大会初ゴールも見据えた。

この記事の関連ニュース