柔道2大会連続「金メダル」の谷亮子さんが28日、フリーアナウンサーの膳場貴子アナが司会を務めるTBS系「サンデーモーニング」にスタジオ生出演した。
番組では、冒頭でパリ五輪の柔道の女子48キロ級決勝で初出場の角田夏実(SBC湘南美容クリニック)がバーサンフー・バブードルジ(モンゴル)を破り、日本勢の夏季五輪通算500個目のメダルを、今大会1号となる金メダルで飾ったことを報じた。
女子48キロ級の金メダル獲得は、2004年アテネ大会の谷さん以来、20年ぶりの快挙。スタジオで角田のVTRを見た谷さんは拍手を送り「すごい」と笑顔。「表彰台の涙は、私も本当に…今も泣けてくるんですけど」と明かし「本当に一生懸命がんばってきて、長年時間かかりましたけど、素晴らしい輝かしい1ページだったと思います」と絶賛し「あっぱれ」を送った。
さらに別の時間帯で谷さんは角田の必殺技「巴投げ」を解説した。巴投げのVTRを見ながら谷さんは「角田さんの場合はこの階級で身長が長身なんです。足の長さを利用して横に入っているんです巴投げ。そこから両足を使って上半身引きつけていますから相手は逃げられない状態。この絶妙なタイミングで横から入った巴投げが相手の選手は分かっていても逃げられない。空中でコントロールされていますし」と解説した。
そして「彼女の生命線といいますか巴投げと腕ひしぎ十字固めという寝技。これは本当に強烈ですね」と絶賛していた。