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IBF王者の重岡銀次朗が当日計量パス 焼き肉でパワー充電「早くやりたい」髪からシューズまで全身銀色でV3目指す

スポーツ報知 2024年7月28日 9時30分

◆プロボクシング ▽IBF世界ミニマム級(47・6キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・重岡銀次朗―同級1位ペドロ・タドュラン(28日、滋賀ダイハツアリーナ)

 IBF世界ミニマム級王者・重岡銀次朗が27日、滋賀・大津市内で当日計量を行った。51・4キロと規定の700グラムアンダーでパスした。対戦する元IBF王者で現同級世界1位のペドロ・タドゥラン(フィリピン)は52・0キロの100グラムアンダーでパスした。当日計量は規定体重(47・6キロ)の10ポンド(4・5キロ)増(52・1キロ)まで認められる。27日の計量では銀次朗が47・5キロ、タドゥランが47・2キロだった。

 銀次朗は前日計量後、昼はおかゆとうどんとパスタを食べた後、ホテルで休憩。夜は最近、試合前日の恒例となっているウナギ店を探したが、2店とも満員だったため「焼き肉を食べました。近江牛かはわからなかったけれど、おいしかった」とパワーを注入した。

 自身より600グラム重かったタドゥランに対しては「万全に戻したんじゃないですか」と警戒を強めた。それでも、自身の仕上がりもうまくいったため、「早くやりたい」と午後6時半前後に開始予定の試合が待ちきれないようすだった。

 今回、試合では初となる銀髪で臨む。グラブもシューズも「元々シルバーが好き」と自身の名前にも入っている銀色で統一し、目指す4団体統一に向け、負けられない3度目の防衛戦に臨む。

 戦績は24歳の重岡が11勝(9KO)1無効試合、27歳のタドュランが16勝(12KO)4敗1分け。

 試合はABEMAで無料生配信される。

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