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鈴木誠也が日本人右打者最多更新の通算49号 今永昇太は6回途中3失点 カブスが逆転勝ちで連敗を3で止める

スポーツ報知 2024年7月28日 10時50分

◆米大リーグ ロイヤルズ4―9カブス(27日、米ミズーリ州カンザスシティー=カウフマンスタジアム)

 カブスが日本人選手の活躍で連敗を3で止めた。鈴木誠也外野手(29)は先取点となる15号2ランを放つなど4打数2安打2打点をマーク。先発の今永昇太投手(30)は5回2/3を6安打3失点と好投。救援投手が逆転を許したことで9勝目はならなかったが、試合を作った。

 鈴木は初回1死一塁、試合前までア・リーグトップタイの12勝をマークしていたルーゴの82・7マイル(約133キロ)のスイーパーを捉え、中堅左へ15号2ランを運んだ。打球速度は約169キロ、飛距離420フィート(約128メートル)の一発は自身メジャー通算49本目となり、並んでいた城島健司(マリナーズ)を超えて日本人右打者歴代最多を更新。3回の打席でも三塁へ内野安打を放ち、3戦連続マルチを達成した。

 投げては先発・今永が持ち味を発揮。球威ある高めの直球とスプリット、スライダーのコンビネーションがさえて、ロイヤルズ打線を抑え込んでいく。だが、3―1とリードして迎えた6回無死一塁から、R・ウィットに左翼線適時打を浴びて1点差に迫られた。なお2死無走者からペレスに左前安打をところで降板。2番手・メリーウェザーが連続長短打で逆転を許したことで9勝目の権利は消滅。今季はここまで8勝2敗、防御率は2・95となった。

 試合は3―4で迎えた7回、1死満塁から代打・ウィズダムが左中間席へグランドスラムを放ち、逆転。9回にも2点を加えて突き放し、チームの連敗は3でストップした。

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