◆米大リーグ アストロズ７ｘ―６ドジャース（２７日、米テキサス州ヒューストン＝ミニッツメイドパーク）
ドジャース・大谷翔平投手（３０）が２７日（日本時間２８日）、敵地・アストロズ戦に「１番・ＤＨ」で先発出場し、２試合ぶりの３２号ソロを含む３打数２安打２打点２四球１盗塁と打って走っての大活躍を見せた。
今季ノーヒットノーランを達成しているア軍先発・ブランコに対し、３回先頭で右翼２階席の最上段まで飛ばす２試合ぶりの３２号特大ソロ。打球速度１１８・７マイル（約１９１キロ）は本塁打では自己最速タイ。「感覚は今までの中でもトップじゃないかなというぐらい良かった」と胸を張った。
大谷は６回には左前適時打を放ち、８回には四球を選ぶと、エンゼルス時代の２１年の自己最多に並ぶ今季２６盗塁目。しかし、ド軍は最大５点リードをひっくり返され、サヨナラ負け。不安の残るリリーフ陣が打ち込まれた。
試合後、米メディアから今月末のトレード期限までの要望を聞かれると「僕はもう、今のメンバーでまずはしっかりと勝てるゲームを勝ちたいなと思いますし、その中でこのチームに加わる新しい選手が出てきた時は大歓迎だと思いますし、その選手とは一緒に頑張りたいなと思ってます」とキッパリ。「もう少しすればけがをしている選手たちも帰ってくる時期なので、そこまでがやっぱり踏ん張り時なのかなと思います」と前を向いた。