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【高校野球】奈良大付のプロ注目二刀流・岸本佑也の夏終わる 先発で147キロ計測も5失点 打っては1安打

スポーツ報知 2024年7月28日 12時54分

◆第106回全国高校野球選手権奈良大会 ▽決勝 智弁学園5―4奈良大付(28日・さとやくスタジアム)

 奈良大付が決勝で智弁学園に敗れ、18年以来6年ぶり夏の甲子園出場とはならなかった。

 プロ注目の二刀流・岸本佑也(3年)はこの日、「3番・投手」で先発。初回から1球投げるごとにうなり声を上げる、気合い十分のマウンドさばきを見せた。

 だが、2回に8番・西川煌太遊撃手(3年)の適時打で先取点を献上すると、3回、4回はともに2失点。

 4回3分の2を投げて、5安打4四死球5失点と振るわず、遊撃へとポジションを移した。

 6回無死一塁、この日初安打を左前へと放ち、反撃の好機を拡大。直後にチームは3点を返した。だが、3―5で迎えた7回2死二塁の打席では、相手左腕・田近楓雅(3年)の前に空振り三振。チームは8回に1点を返したが、4―5で惜しくも敗れた。

 この日は、ネット裏から5球団のNPBスカウトが熱視線を送った。楽天・足立スカウトは「真っすぐに強さが出ていた」と、この日最速147キロの直球を高く評価。「ショートとしても投手としても両方、魅力的」とコメントした。

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