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【高校野球】智弁学園が夏決勝で奈良大付を撃破 2年連続22度目の聖地へ エース田近楓雅が気迫の完投

スポーツ報知 2024年7月28日 13時5分

◆第106回全国高校野球選手権奈良大会 ▽決勝 智弁学園5―4奈良大付(28日・さとやくスタジアム)

 智弁学園が奈良大付を下し、夏は2年連続22度目の甲子園出場を決めた。

 2回、2死一塁から8番・西川煌太遊撃手(3年)が右翼線に適時二塁打。プロ注目の最速147キロ右腕・岸本佑也(3年)から、幸先良く先取点を奪った。3回は敵失で1点を追加すると、なおも2死一、二塁から6番・知花琉綺亜三塁手(3年)が左前適時打。3―0とリードを広げた。

 4回、1死満塁から4番・中道優斗左翼手(2年)が中前適時打を放つと、続く5番・巴田琉碧中堅手(3年)が中犠飛。前半を終えて5―0と、盤石の試合運びを見せた。

 だが、6回の守備では、ここまで無失点投球を続けていた先発のエース・田近楓雅(3年)が突如、相手打線に捕まった。。1イニングで4本の安打を浴び、3失点。8回にも1点を失い、4―5と1点差にまで迫られた。

 それでも、田近は最後まで投げ抜き、10安打を浴びながらも9奪三振4失点で完投。最後の打者を空振り三振に斬ると、高らかに雄たけびをあげた。

 決勝でも投打がかみ合った昨夏の奈良王者が、夏は初優勝を目指して聖地へと乗り込む。

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