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八角理事長、会場が移る来年の名古屋場所に「大相撲にとって新たな時代の始まり」 協会あいさつで言及

スポーツ報知 2024年7月28日 15時11分

◆大相撲 ▽名古屋場所千秋楽(28日・ドルフィンズアリーナ)

 日本相撲協会の八角理事長(元横綱・北勝海)が千秋楽恒例の協会あいさつに立った。1965年から行われてきたドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で最後の本場所開催となること、来年からは近隣に建設中の「IGアリーナ」に会場を移して開催される予定となっていることに言及した。協会あいさつは以下のとおり。

 「千秋楽にあたり、慎んでごあいさつを申し上げます。本日、千秋楽を迎えることができました。これもひとえに15日間、かくも盛大にご来場いただきました満員の皆様のご支援、ご声援の賜物と厚く御礼申し上げます。大関の休場は大変遺憾ではございますが、力士たちは本分を全うし、60年という長きにわたり大相撲の歴史を刻んできたこのドルフィンズアリーナで開催される最後の本場所にふさわしい熱気ある取り組みを展開、ご期待にお応えできたことと存じます。来年の名古屋本場所は、大相撲にとって新たな時代の始まりとなります。今後も土俵のさらなる充実に努め、大相撲という日本の伝統文化を継承し、相撲道にまい進していく所存でございます。なにとぞ、格段のご指導、ご鞭撻(べんたつ)を賜りますようお願い申し上げ、ごあいさつといたします」

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