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【ソフトバンク】貯金最多29に復活!山川穂高も復活3戦2発!実は対左腕8連勝!最短マジックは30日に

スポーツ報知 2024年7月28日 16時1分

◆パ・リーグ ソフトバンク4―1オリックス(28日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクが今季8度目の4連勝を今季8度目の同一カード3連勝で飾り、貯金を今月2日以来で今季最多タイの29に戻した。

 打線のヒーローは今宮だ。1点を追う3回、2死三塁から中前適時打で同点に追いつくと、5回にも2死一、二塁から勝ち越し中前打。なおも一、三塁で周東も右前適時打で続いた。今宮は決勝打を「いつもと同じで、つないでいくことだけを考えました。好投手の曽谷投手は簡単には打てないので、割り切っていった結果がいいバッティングにつながったと思います。勝ち越しタイムリーとなって良かったです。運が良かったです」と振り返った。

 6回には先頭・山川の2試合ぶり16号ソロも左翼席中段に飛び込んだ。後半戦3試合で2発と復調モードの一撃は特大の130メートル弾。「自分のスイングでいいバッティングができました。効果的な追加点となって良かったです」と「どすこい」の声も弾んだ。

 相手先発は左の曽谷。オリックスは3試合続けて先発に左投手をぶつけてきたが、見事に跳ね返すカード3連勝となった。これで相手先発が左腕の試合で8連勝。ちなみに相手先発が右腕の試合は4連敗中で、むしろ“左投手大歓迎”といった格好だ。

 ソフトバンクの先発・大関は5回6安打ながら1失点に抑える粘りの投球。「先制点を取られてしまいましたが、すぐに追いついてくれて、そして逆転してくれた打線には本当に感謝しかありません。次の登板ではもっと長いイニングを投げられるように、頑張ります」と話したが、自身の連敗を2で止める6勝目(2敗)となった。

 4番手のヘルナンデスは、シーズン初登板初回からの連続三振を「29」に伸ばし、自身のNPB記録を更新した。

 バッテリーを組んだ海野は、先発マスクの試合で6連敗中だったが、6月29日の日本ハム戦(エスコン、7―1)以来の勝利。前日の試合後、小久保監督が「(甲斐がスタメンマスクで6連勝?)じゃあ海野はプレッシャーですね」と話していたが、重圧に打ち勝った。

 この日、日本ハムが西武に圧勝して自力優勝の可能性をキープしたため、ソフトバンクの優勝へのマジックナンバー点灯はお預け。最短で30日の点灯となった。

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