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【クイーンS】藤岡佑介騎手「勝てるポジションを取った」重賞初挑戦のアルジーヌあと一歩3着

スポーツ報知 2024年7月28日 16時45分

◆第72回クイーンS・G3(7月28日、札幌・芝1800メートル、稍重)

 3歳以上の牝馬による重賞は14頭によって争われ、丹内祐次騎手が騎乗した単勝5番人気のコガネノソラ(牝3歳、美浦・菊沢隆徳厩舎、父ゴールドシップ)が制した。先団を見る5、6番手の外目につけると、勝負どころの3コーナー過ぎから進出。直線はゴール寸前で前をとらえ、後続の追い上げもぎりぎりしのぎきった。前走のオークス12着から巻き返し、重賞初制覇を果たした。同レースが3歳以上の競走となった2000年以降、3歳馬による制覇は昨年のドゥーラに続く2年連続7頭目。

 2着に2番人気のボンドガール(武豊騎手)、先行集団のインをロス無く立ち回った7番人気のアルジーヌ(藤岡佑介騎手)がしぶとく脚を伸ばし、3着に入った。勝ち時計は1分47秒4。

 藤岡佑介騎手(アルジーヌ=3着)「小倉で勝たせてもらったときより、返し馬からいいバランスでした。なので遠慮せず吹かして、勝てるポジションを取りました。それでもバランスを崩さず、いいリズムで走れました。欲を言えば、平均的なペースならこの馬のストライドが生きる形になりましたが、前半と後半で緩急がついてしまったので。一瞬3コーナーで置かれたのが響きました。昇級初戦で重賞でこれだけ頑張れたので、楽しみです」

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