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「負けたら引退だなと思っていた」RENAがTKO勝ちで“美人格闘家”対決制す

スポーツ報知 2024年7月28日 17時39分

◆超RIZIN.3 ▽第4試合 MMAルール(49キロ)〇RENA(2回 4分18秒 、TKO)ケイト・ロータス●

 シュートボクシング世界女子フライ級初代王者の“ツヨカワクイーン”ことRENA(SHOOTBOXING/シーザージム)が、美人格闘家のケイト・ロータス(フリー)に2回TKO勝ちを収めた。

 足を止めての打ち合いに、徐々にペースをつかむRENA。首相撲からボディへの膝で、ケイトのスタミナを削ると、最後は強打でコーナーに追い詰め怒涛のラッシュ。レフェリーが止めに入った。

 試合後、RENAは「今回不安がいっぱいで。負けたら引退だなと思っていた。下からの突き上げの選手と戦ったのが初めてでいい経験した。かわいらしくてキュートな方と思っていたけど、試合だと急変していいもの持った選手だと思った。(RIZIN初のさいたまスーパーアリーナのスタジアム仕様に)全然景色が違った。すごく気持ちが良かった」と喜びを語った。

 ◆RENA(レーナ) 1991年6月29日、大阪市此花区生まれ。 小6でシュートボクシングを始め、2007年にプロデビュー。09年にシュートボクシングの女子大会「Girls S―cup」で初優勝し、以来5度優勝。11年にRISE QUEEN初代王者、15年にシュートボクシング世界女子フライ級初代王者となる。シュートボクシングでは41試合35勝(11KO)5敗1分け。15年大みそかの「RIZIN」で総合格闘技戦デビュー。17年12月女子スーパーアトム級GP決勝で浅倉カンナにMMA初の黒星。18年7月の浅倉との再戦でも敗戦した。19年6月「Bellator 222」で米国デビューしている。

 ◆ケイト・ロータス 1998年3月16日、兵庫県生まれ。 空手と柔道をバックボーンに、ボディビルダーの大会にも出場。20年4月に総合格闘家に転向。同年10月の「DEEP JEWELS30」のアマチュアSPルールでMMAデビュー。同年12月の「DEEP JEWELS32」でプロデビュー。熊谷麻里奈からプロ初勝利を奪った。

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