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【パリ五輪】阿部詩、衝撃一本負け 解説者は「神様はなぜ、こんないたずらをするのか?」 ネット上は労う声

スポーツ報知 2024年7月28日 18時58分

◆パリ五輪 第3日 ▽柔道(28日・シャンドマルス・アリーナ)

 柔道女子52キロ級2回戦で、東京五輪金メダリストの阿部詩(パーク24)が世界ランク1位のケルディヨロワ(ウズベキスタン)に敗れた。連覇を逃した。

 開始2分14秒に技ありを奪った阿部だが、3分すぎ、谷落としで背中から落ち、逆転の一本負け。阿部は、畳を下りると、大きく声を上げ、泣き崩れて動けなくなった。コーチに支えられるように歩き、会場を後にすると、観客席からは励ますように大きな「ウタコール」が巻き起こった。

 1回戦は出口ケリー(カナダ)に開始わずか57秒で大外刈りの一本勝ち。だが、2回戦でまさかの敗退となった。兄の阿部一二三とともに連覇を目指して臨んだ今大会で、兄の初戦を待たずに敗れた。

 試合後、コーチに取りすがって「ワ~ッ!」と号泣し続ける姿にネットも号泣。

 「詩ちゃぁぁぁぁぁん 日本を背負って本当に想像もできないほどの世界で戦ってたんだろうな」、「試合が終わった後に号泣する姿を見て吉田沙保里さんが負けた後の姿を思い出した」、「あんなに叫ぶような泣きかた、こっちまで泣いてしまった。そのあとの会場の詩コールにまた涙」、「フランスの皆さん 阿部詩への詩コール ありがとうございました」などの声が集まった。

 また、中継放送解説者の穴井隆将さんの「神様はなぜ、こんないたずらをするのか? でも、これが柔道です」という言葉にも「この言葉にシビれた。柔道って怖い」などの共感の声が集まった。

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