◆ＪＥＲＡセ・リーグ 阪神―中日（２８日・甲子園）
阪神はクローザーの岩崎優投手が９回に２点リードを守ることができなかった。先頭の代打・山本と細川に連打。高橋周に四球を与え、無死満塁を迎えた。田中の二ゴロの間に三塁走者が生還し、１点差。なおも１死一、三塁で、中田に左前への同点打を浴びた。
さらに龍空に右前打でつながれ、１死満塁。ここから岡林を見逃し三振、代打・中島を空振り三振に仕留めて逆転は阻止したが、試合は振り出しに戻った。岩崎は６月５日の楽天戦（甲子園）以来、自身１４試合ぶりの失点。３連勝中のチームは、いずれも今季３度目の４連勝と同一カード３連勝が目前だったが、９回に大きな誤算が待っていた。