◆パ・リーグ 楽天8―7ロッテ(28日・楽天モバイル)
ロッテは前半の6点リードを守れず、最後はサヨナラ負け。首位ソフトバンクと11ゲーム差となり、自力優勝の可能性が消滅した。
先発の種市篤暉投手は、5回まで1人の走者も許さない完全投球。しかし、6回に先頭打者に与えた四球をきっかけに崩れ、6失点でイニング途中で降板した。
絶好調に見えた右腕の大炎上に、吉井理人監督は「ピッチャーにはよくあること」とした上で、原因について「(初めて走者が出て)クイックで足の上げる動作と仕組みが(それまでと)違う。(味方の)長い攻撃が2つ続いて、けっこうベンチ横で(キャッチボールを)投げていた」と説明。「へばることは予想できたのに、ブルペンの準備が遅れてしまった。今日は本当に選手に迷惑をかけたし、ベンチの責任、私の責任。選手に申し訳ないことをした」と謝罪した。