◆JERAセ・リーグ ヤクルト5―4広島(28日・神宮)
ヤクルトは長岡秀樹内野手がサヨナラ打を放ち、カード勝ち越しを決めた。
3―4の9回2死二、三塁。栗林の投じた初球のフォークを仕留めた。「初球から甘い球だったらいこうと決めてました」。左中間に運ぶ二塁打で二者が生還。歓喜のウォーターシャワーを浴びた。
「最近の中では1番いいスイングができた」と昨年5月5日のDeNA戦(神宮)以来、自身2度目の劇打を振り返った。
高津臣吾監督は「終盤いくつかチャンスがあって、あと一本というところがなかなか出なくてね。最後も追い詰められたところだったんですけど。それまで全くいいところがなかったですけどね。長岡が初球からよく仕掛けていったなと思いますね」と称賛した。
広島を相手に2連勝。勢いそのまま30日からの5位・中日戦(バンテリンD)に乗り込む。