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大谷翔平、自己新記録の27盗塁で年間40盗塁ペース ド軍監督も大喜び「彼は野球の勉強家」「見るの楽しい」

スポーツ報知 2024年7月29日 7時8分

◆米大リーグ アストロズ2―6ドジャース(28日、米テキサス州ヒューストン=ミニッツメイドパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が28日(日本時間29日)、敵地・アストロズ戦に「1番・DH」で先発出場。4打数無安打1四球2三振で3試合連続マルチ安打から一転、この日は無安打だったが、四球を選んだ9回に今季2度目となる3試合連続の二盗を決め、自己最多を3年ぶりに更新する27個目の盗塁をマークした。

 見せ場は最後にやってきた。3点リードの9回先頭の第5打席。大谷は5番手右腕・モンテロから四球を選び、4試合連続出塁とすると、次打者の初球にすかさずスタート。悠々と3試合連続の二盗を決めた。これでエンゼルス時代の21年に記録した自己最多を更新する27盗塁目。その後ヘイワードの左犠飛で6点目のホームを踏んだ。昨年9月の右肘手術の影響で打者専念となる今季、キャンプから取り組んできた走塁練習の成果を見せつけた。

 チーム107試合(自身は104試合)目を終えて32本塁打、27盗塁。シーズン162試合に換算すると48本塁打、40盗塁ペースとなった。盗塁も「30」どころか「40」の大台が見えており、メジャー史上6人目の「40―40」が現実味を帯びてきた。

 大谷の走塁にはロバーツ監督も大喜び。「彼は野球の勉強家だ」と手放しでたたえ「マッカロー一塁ベースコーチが(盗塁できる)可能性のある投手たちのたくさんの情報やレポートを彼(大谷)に渡しているのもあるが、私は翔平のアグレッシブさが好きだ。体の調子も良さそうだし、彼が盗塁を決めるとそれが得点につながることが多いからね。チームの勝利に貢献しているし、彼が走るのを見るのは楽しい」とご機嫌の様子だった。

 この日は「8番・捕手」で新人・ライアンの初勝利をアシストしたバーンズも「彼は史上最高の選手だからね。(盗塁も)まだまだいけると思う。何といっても彼は俺のフェイバリットプレーヤーだから(笑)」と笑顔で話した。

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